矯正治療のよくある質問

矯正治療は、小さい時期から大人まで、年齢を問わず受けていただくことができますが、治療する時期によってメリット・デメリットがあります。

たとえば、小児期の早い段階で矯正を開始すれば、抜歯をせずに治療できたり、治療期間が短いというメリットがあります。 一方で、早い時期で始めた矯正治療では、歯並びを完全に整えることができないケースもよくあります。その場合は、さらに本格的な矯正治療が必要になり、幼いころから始めた矯正治療が長期間に及ぶことでストレスを感じるお子さまもいます。

医院にいけば、検査を行ったうえで、患者様の状況に合わせてより詳しいご説明・ご提案ができますので、まずは相談してみることをおすすめします

会話の際などにどうしても矯正器具が目立っていないか気になってしまう方は多いと思います。

当院では、透明な素材でできているマウスピース矯正や、同じく透明で目立ちにくいワイヤーの矯正器具を取り扱っています。

こうした見た目にも工夫された器具を使用することで、長期間に及ぶ治療期間を少しでも快適に、嫌な気持ちになることのないように過ごしていただければと考えています。

まずは矯正治療を行う前に、虫歯や歯周病を治療することが必要です。

私は矯正治療に加えて、虫歯や歯周病などの一般治療も数多く経験してきました。矯正治療の専門医ではなく、幅広く歯科治療を行えるので、矯正治療中に虫歯ができてしまったといったケースにも柔軟に対応することが可能です。

矯正治療で歯が動く際に、痛みを感じることがあります。

とはいえ、痛みがずっと継続することはなく、ワイヤーを使う場合は矯正器具を取り付けた3日間が痛みのピークで、その後は痛みが治まっていくことが多いです。 マウスピース矯正の場合は、マウスピースを装着したタイミングに違和感を感じますが、徐々に慣れていきます。ワイヤーに比べると痛みの少ない治療方法です。

矯正の痛みは個人があるため、人によっては痛みをあまり感じない方もいらっしゃいます。

いずれにしても、我慢できないような痛みではありませんので、安心して治療に臨んでくださいね。

お子さんの治療の場合は、1～3か月に1回が通院回数の目安になります。

大人になってからの治療の場合、ワイヤーを使用した治療では1か月に1回来院していただき、状況を確認します。

マウスピース矯正のケースでは、2～3か月に1回の通院で済みますので、ご負担が少なくなります。